ヤフーの 1on1 を読んだ

mataku
2 min readFeb 8, 2020
Photo by Ian Kirkland on Unsplash

1on1 について、促す側はどうするのがより良いかについて考える機会があったので、手始めに読んだ。

1on1 はずっと促される側で受けてきたのもあり、いかに課題を解決するかを考える場という認識。そのため、課題を自分ごとにして解決するための方法を捻出するというのを常に考えながら過ごしていた。

その癖で促す立場が全部自分ごとにする振る舞いをしてしまうと、短期的には効果があるかもしれない。しかし、促す側への依存関係が生まれる上に、組織が大きくなっていくにつれ中長期的には効果をなさない。というのも、組織の力は噛み砕くと個人個人の力の集合体が主な要素になるからと考えており、個人の継続的な学習へつながらなくなってしまうから。

そんなことをぼんやりと考えていたときに、ヤフーの 1on1 を読んだことで方向性は間違ってないことを認識した。それとともに 1on1 を自分主体で捉えていたという自覚にも気付くことができ、相手のためにやるものというスタンスを強く自分の中に植え付けられたように、視点をうまく変えられたなと感じた。

そうなってくると、自発的な行動をどう引き出していくか?というところに行き着く。ただそもそも相手がどう思っているかなんて聞かないと分からない。対話をちゃんとやっていく。

いかに自分がどう組織へ貢献するかという面で生きてきたが、どう組織を底上げしていくかという面を考えながら生きていくことになる。

個々人、チーム全体で生まれる価値をどう最大化するか、といったところの明文化を早急にやる必要があったが、個人においてはとっかかりを作ることができた。悩みの方向性がここ数ヶ月で急激に変わっているのを観測しているのでとても面白い。

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